先輩保育士の声

保育風景

声がかれている保育士がいない

"マミーズファミリーに移ってきて驚いたんです。
「この保育所には声がかれている保育士がひとりもいない」
数年前、私が新人保育士としてのスタートを切って、1ヶ月もたたない頃、朝起きたら風邪をひいたわけでもないのに声が出ないんです。
時折、ハスキーボイスの歌手みたいな声が出るだけで、別人になったみたいでした。いつもいつも、園で大きな声を張りあげていたことがよぎりました。 声が出まいと、子どもたちは待っています。登園すると、今日も出ない声を振り絞って保育。治るばかりか、その状態は2週間も続いてしまいました。 日本中のほとんどの保育士は、私と似たような経験があると思います。
ところが、マミーズファミリーでは、大きな声の出し過ぎで、声がかれるようなことは全くないのです。
実は、マミーズファミリーにはこんなルールがあるのです。
「遠くから子どもを大きな声で呼ばない」
たとえ子どもが引っかかれて泣き出したとしても、遠くから「〇〇ちゃん、ダメじゃない引っかいたりしたら!」と大きな声で子どもを注意することはしません。 必ず本人のそばに寄って、目を見て、やさしく諭します。
そうすると子どもは「大切にされている」と本能的に感じ、自分が悪いことをしたと反省するからです。
マミーズファミリーにお越しになった多くの方が「保育所なのに静かですね」とおっしゃるのはこのためなのです。

保育風景

子どもの顔は、ホカホカのタオルで拭く

私が、以前勤めていた園では、子どもの顔を拭くのは冷たいタオルかティッシュでした。 それが当たり前だと思っていました。
冬場になれば、鼻水などで顔がすぐに汚くなってしまい、子どもの顔を拭く機会も多くなるので、ある種、流れ作業のように「こなす、さばく」行為になりがちでした。
ところが、子どもにとって、顔を無理に拭かれたり、冷たいタオルで拭かれたり、突然拭かれたりすると、顔をきれいにすることそのものがイヤになってしまうということを、 マミーズファミリーに来て教えられました。なるほどそうです。大人の私だってそのようにされたらイヤだと思います。
だから、私は、今、ホッカホカのタオルで、子どもに声をかけてから 安心させて、顔を拭いています。
このちょっとした間がつくる「安心感」が、とても大切なのです。
子どもは、不思議なくらい嫌がりませんし、自分から近寄ってくる子どももいるほどです。
こうして保育をしていると、子どもに愛情を持って接することができているなぁ……と思います。

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